2016年12月07日
お料理とサービス

僕は小さいころから器用貧乏でした。

 

どれも、まあまあそこそこにこなします。

けど、どれが突出する訳でもありません。

 

今の状況もやはり器用貧乏に近い。

 

 

 

お店の運営全般が担当です。

料理をどっぷりする訳でもなく、ソムリエとしてワインを突き詰める訳でもなく、

サービスマンとしてお客様と直に接するわけでもなく。

いろいろしてしまいます。

 

なので色々な立場の気持ちが分かります。

 

 

料理人とサービス。

仕事の内容は全く違うのですが、根本的に違うと思うのは、

長い連続の仕事か、瞬発的な仕事だと思います。

 

 

 

 

料理人って途方もない長い連続のお仕事です。

一つの料理を完成させるのに、何日、何週間かかる場合もあります。

なので正直どこかで気を抜いても長い工程の中では、さほど大きな失敗にはなりません。

一次産業まで考えたら、何年もかかる料理も出てきます。

 

 

それに対しサービスマンは営業が始まったらその瞬間、瞬間が勝負です。

その瞬間にミスを犯したら、挽回のするのは容易ではありません。

サービスマンはその日の営業の状況に応じ、瞬間的に仕事に優先順位を付け、

優先順位の高い物から対処し、問題を乗り切る。

この優先順位を間違えると、長い年月をかけた料理も一瞬で台無しになります。

 

 

農家さんにとって長い時間をかけて作った野菜が台風がきて、

一夜にしてダメになってしまうのと一緒で、

料理人にとってサービスマンの失敗は台風に来られたような物です。

 

 

 

 

 

 

しかし、逆に言うと、瞬間的な判断の成功でお客様の満足は飛躍的に高まります。

料理人のようにお客様を満足させるのに長い年月をかける必要がありません。

 

ゆえにとても難しい、一瞬たりとも気を抜けないやりがいのある仕事なんですが。

 

 

 

 

農家さんが長い年月をかけて作ったお野菜に、

料理人が命を吹き込み、

サービスマンがその命を最終的にお客様の元へお届けする。

 

そんなリスペクトし合えるお店になれば、

きっといいお店になると思います。

 

 

 

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ちょっときしょい、熱めのブログ。

書いちゃった。。

 

 

 


 
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