カロローゾでは常時数種類のフルーツを用意しています。
お店ではシンプルにカットするだけでデザートに添えたり、前菜に使ったりします。
フルーツって脇役になりがちですが、とても大切な存在だと思っています。
以前ライフのお野菜売り場の人の話を盗み聞きしました。
なぜスーパーではフルーツが入り口地近くに陳列しているのか。
それはフルーツが季節感が一番出やすい商品だからと話していました。
おーそーかーと思いながら聞いていました。
しんぷるにカットして提供するだけに、仕入先、食べ頃には気をつけています。
カロローゾのフルーツはお店の近くの八百屋さんで仕入れています。
そこの大将は無口なのですが、お野菜、フルーツに関してはプロで饒舌です。
ある日柿を買おうとしたら、その柿は美味しくないよ。
それよりもこっちのブドウがいいよ、
とふつうに教えてくれます。
柿をディスります。
洋梨を買おうとした時も見た目、ほとんど同じなのに、
これがいい、と選んでくれます。
生産者までよく知っている大将で、これはなんだかさんが作ってるから間違いないよ
とも教えてくれます。
日本の四季折々のフルーツは一番季節感を感じるものであり、
日本人が体で覚える四季だと思います。
そんなフルーツをこれからもこだわりを持ってご用意します。
ただ切るだけですけど。
ゆえにこだわります。