その肉

2015.09.30

最近仕入れ始めた地元富士宮の牛肉その名も

「岡村牛」

これが本当においしいです。

以前まで宮崎牛のA4ランクでしたが、
こちらも上品なおいしさでよかったのですが、今回の岡村牛。

しっかり肉の旨味を感じ、なおかつ柔らかく。
富士山のミネラルをたくさん受けたお肉。
本当においしいです。

使っている部位はイチボ。
よくオシャレ系の焼肉屋さんでは希少部位として高価に扱われています。

カロローゾでは今2800円。
付け合せ入れたら原価50%ぐらい。
この価格なら本当は使えません。「俺のイタリアン」ではないので。
ちなみに俺のイタリアンが好きで5回ぐらい言っています。


地元富士山麓の魅力を大阪で伝えるという使命があると思うので。
余分な原価は販促費と考えています。



18歳まで住んでいた富士宮。
今は年2、3回お父さんの顔を見に行きます。

けどやはり亡くなった母との思い出の場所が富士宮です。

その思い入れのある土地を伝えることに僕は大きなやりがい、使命を感じます。

母はとても素敵な人でした。学校では「土井君のお母さん綺麗だね」
と言われ自慢の母でした。

母が老いるという事を想像することもできなかったんですが、
本当に老いる姿を僕に見せることなく亡くなりました。

ただ単に富士宮を伝えるんではなく、富士宮と言う土地、自然を通し
大好きな母を伝えること。本当はこんな事がやりたいんじゃないかなと思っています。


だから僕には富士山麓を伝えるということは大きな使命だと思っています。



ただ原価50%なんで。
気に入って何回もカロローゾに来てもらわないと困る価格なんで。
ひやかし半分で食べてもらっても困るんで。
僕の一回のおこずかい、ここにつぎ込んでいる感じなんで。

僕のおこずかい食べているつもりで食べてください。
いっぱい来てくれれば、僕のおこずかいもトントンになるんで。



せっかくの良い話が、生活臭感じる話になっていますか?




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