今日一人でお店をボーって見ながらふと幸せを感じました。

お店を続けられている事。お客様が来て下さる事。
それが何かとても幸せに感じました。



オープンする3ヶ月前、この物件を借りた時は契約はしたのですが、お金が全くなく、
大阪での人脈はなく、先輩として外食経営を教えてもらう人もいなく。
本当にオープン出来るのかと不安な日々でした。

ただ外食の本を読んで知識を付けているだけでした。



今考えたら何も外食の事を知らなかったから、始められたんだなと思います。






今日のディナーは暇でした。
一組だけでした。しかしそのお客様はいつも来てくださるご常連様でした。
嬉しかったです。お客様が来ないのと、来てくれるかは気分的に大きく違います。
本当にありがとうございました。

そしていつも来て下さるご常連様、いつもありがとうございます。



お店的にちょっと自慢があります。
去年の8月辺りから、ディナーで毎日一組は必ずご常連様が来てくださっています。
今日みたいに一組の時も、ご常連様が来て下さいます。

本当に有難く嬉しいです。
飲食店は見た目華やかな商売っぽいですが、地味な商売です。

何か商品が当たって一気に繁盛する事はほとんどありません。
毎日休まず朝から晩まで営業して働いて、お客様の信頼を月日を掛けて
少しづつ築いていくしかありません。

出来てきた信頼もこちらがちょっと油断すれば一気に崩れます。
今まで築いた信頼が一気に失われます。



ランチのパスタもお客様が一度にたくさん来られるので、
大量に作る事が多いです。大量に作るとどうしても味がぶれてきます。

けれどそこで一回でもこれでいいやと油断したら、いままで美味しいからと
来てくれたお客様の信頼を無くしてしまいます。

だから料理を作る時はかなり集中するので、気分がピリピリする時が多いです。
そこで笑顔がない、テンパリすぎとクレームをもらった事もありますが、
中々今の僕では料理に集中しながら、笑顔を作るのは難しくて。。

そこがいつも反省する所なのですが。




要するに、毎日をどんな些細な仕事でも真剣に取り組めば、
結果的に未来が見えてくるのだなと最近は感じます。


ちょっと定休日前夜の少し気分が軽いので熱く書きすぎました。
寒いので帰ります。

お客様いつもありがとうございます。
そしてスタッフの皆様いつもありがとうございます。

いつも奇声を発している僕ですが、これからも温かく見てください。










 
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