誠に勝手ながら8月17日ディナーは臨時休業します。

予定が変更しまして、明日の夕方から静岡に帰ります。
18日月曜日はお父さんの60歳、還暦の誕生日です。

すっかり忘れていて、ふと後で気づきました。


父はまさに団塊の世代。
その世代が仕事から離れる時期に入っています。

その団塊の世代が気軽に利用できるお店作りが必要になってきます。

団塊の世代の方は一通りおいしい物を食べてきたので、
味と価格のバランスに敏感で、舌が肥えています。

そして体の事に非常に気を使っています。


そんな方が満足して頂けるお店は、まだまだ少ないと思います。
若い子をターゲットにした、特に女性を狙ったお店が多いです。
少子化になるに連れて苦戦すると思います。




このお店の最初のコンセプトは
「体に優しく、心に優しいイタリアン」
でした。

体に優しいとは
安心、安全な食材、新鮮で生産者の顔が見える食材を使っている。
カロリーが表示されていて、バランスよくメニューを選べる。
チェーン店ではやっていますが、小さいお店はなかなかできません。

今、新鮮な魚が続々入荷しています。
今週入荷した「ウメイロ」は珍しく、とても美味しかったです。

イタリアンはオリーブオイルを使う健康的な料理なので
団塊の世代の方にも向いていると思います。


心に優しいとは、
居心地のよい、空間、サービス。
型にはまったサービスではなく、父親、母親、家族を
もてなすようなサービスです。

例えば料理の説明もお客さんが望んでいるならするし、
そう言う形式は好きではなさそうなお客様にはしません。

コース的に皿がなくなったら次の料理を出すテーブルもあったり
テーブルに乗る限り、どんどん出したりもします。



色々な人がいるのだから、その人にあったサービスをしたいと
思っています。

これは技術、経験、センスが必要でとても難しい事だと思いますが、
挑戦していきたいです。

もっと質を高めて団塊の世代の方も気楽に使えるお店を
目指したいです。


 
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