事件です。

2008.07.24

無我夢中で過ごしている日々。

死ぬ気で働こうと思って毎日を過ごしているのですが、
まだまだ覚悟が足りなく、時々怠けてしまいます。
反省する毎日です。



先日変な人が来ました。
こんな事は書かなくてもいいと思ってました。お店のイメージもあり
非日常的な空間を売る飲食店で、あまりに現実的な話をするのは良くないと
思っていたのですが、特に飲食店に携わる人に注意してもらいたく書きます。




ランチタイムの12時ピーク頃に一人で来た方がいました。
パスタセット、定食と食べて、ワインを4杯飲まれていました。
最初からちょっと様子がおかしい人でした。

こちらの落ち度で定食のご飯の中に髪の毛が入ってしまったらしく、
「店長を呼んでこい」
と言われました。
ピークも過ぎて、人も大半帰られた静かな時間です。
今考えれば待っていたかのようなタイミングでした。


僕はただただ謝りました。納得がいかないらしく
「ちょっと人の居ない所へ来い」
と呼び出されました。


そこでも誤る事しかできなく、謝りました。その人は
「誤るなんてどうでもいい。もっと違う形で見せろ」
と言いました。

しかし何を言っているのか分からなく、
「誤る事しか出来ません」
と言いました。

そうしたら
「オレは大阪の有名なイタリアンに食べに行く。
そこでそんな事があったら2,3万包んで出すぞ」
と言いました。

そこで初めて理解できました。
恐喝です。

その人は
「この店を潰すぞ。たったそれだけの金額で店が続けられるんだぞ」
と言いました。

最初は冷静で静かな声で言ってくるのですが、
僕が「お金は出せません」と言い続けるので、
むこうもだんだん声を強めてきました。

にらみ付けて怒鳴ってきます。
僕は目を離しませんでした。

一瞬僕も弱い心が出てきて、
「潰されたくはない、お金を出したほうがいいのか?」
と思いました。

しかし冷静になり言いました。
「自分が正しいと思った事で、もしお店が潰されても悔いはありません」
と。

むこうもいよいよあきらめ、
「店を潰しにくるぞ」
と笑いながら帰りました。



その人からは結局代金をもらわず、帰ってもらいました。
僕は帰り際、髪の毛が入っていた事は丁重に誤りました。
ひょっとしたら故意かもしれません。
けれどそれを疑うことは恐喝している人と同じになってしまいます。
お客様が入っていたと言えば、入っていたのです。
それとお金を出せと言うのは別問題ですが。



その人の計算では良くてお金を巻き上げられる、
悪くても無銭飲食と言うつもりだったと思います。
ワインを4杯飲んで勢いを付けての行動です。



その場で警察を呼んでも、向こうが恐喝はしていない
と言えば警察も何もできません。それまでです。
一応事後報告として警察に行きましたが。

自分達で取る手段として、ボイスレコーダーなりを用意しておいて、
証拠を残すことも手だと思います。


人が真面目に働いて、料理を出しているのに、
恐喝をして、結局無銭飲食をする人が世の中にはいるようです。

ドラマでしか見たことがなかった恐喝を数センチの距離で
聞きました。





大げさですが、僕はその場では死ぬ気で臨んでいました。
命を懸けている人ほど恐いものはありません。

もしお金を払うようなお店があれば、そのお店が例え
大手でもいずれは無くなると思います。

そんな気持ちでやっていても、良いお店が出来る訳ありません。
間違っている事は、例え誰でも間違っているとはっきり言うべきだと思います。



そんな事件が最近ありました。
世の中には色々な人がいます。
そう言う手口には気をつけて下さい。

ちなみにその人はその後来ていません。
来てもこちらは死ぬ気で取り組んでいるので、だいぶ手強いと思います。




話が熱くなりましたので、こんな画像で締めくくります。



20080724015328.jpg今年のバレンタイン。

ハート型のスポンジがうまく出来て
喜んでいます。

とっても、、   楽しそう。。。






 
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