お盆の営業が終わりました。

 

 

お盆は大阪が実家の方などが帰省し、カロローゾが懐かしの再会の場になっているので、

毎年営業しています。

 

今年もたくさんの再開の場面を見ました。

 

 

 

そこで思ったことはカロローゾの裏コンセプト。

「大人のサイゼリヤ」が実現してるなーと言う事です。

 

ちなみに表コンセプトは

「人生最後の日に選んでもらえるレストラン」です。

 

 

 

 

 

サイゼリアは美味しく、リーズナブルで、気軽にイタリア料理を味わえるので

特に若い世代に、ファミリーに人気です。

 

大人のサイゼリヤは文字通り、大人が行きやすいイタリア料理です。

 

 

大人A「今日ごはんどおする?」

 

大人B「やっぱ、カロでしょ」

 

が大人のサイゼリヤです。

 

非常に分かりにくい表現ですが。

 

 

これを実現するために、食べ歩き、他のお店が位置してない場所を探し、

また今流行の料理の傾向を探り、世間が求めていることを探り、

そこに自分たちの今のレベルでできる力をつぎ込んでいます。

 

イタリア地方料理が主流だからだといって、そこに足を突っ込んでも確実にやれらます。

まずは生き残らないと意味がないし、やる以上は規模の拡大が目標です。

規模の拡大をするにはある程度のマーケットを狙わないといけません。

 

 

今の時代の流れ、料理人の傾向は料理人はアーティストであり、

自分の価値観を皿の上で表現すると言うのがあります。

 

これはとても素敵で、僕もそんなお店に行くのが大好きです。

 

けれど自分がいざやるかと言われれば、そんな技術、経験がありませんし、

あくまでお客様が主役だと思っています。

なので自分たちの価値観を強く表現する事はありません。

 

ただ、ある意味、アーティスト的な発想でやるより大変な事ではあります。

自分たちの表現のしどころより、お客様の様子で料理を変えていくからです。

 

お腹がいっぱいそうな人には無理に付け合せを増やさずあっさりめにしたり、

時に塩加減も人によって変え、魚、肉の大きさ、脂の入っている具合も人によって変え、

お任せコースでも内容は年齢層、シチュエーション

その方がカロローゾに求めているものによって変えています。

 

人を見ながら料理を作り調整してくので、正解だったり、大失敗することもあります。

今では経験もあり、失敗の確率は減ってきましたが、それでも全く性格のわからない

お客様が多いので申し訳ない気持ちになる事もあります。

 

 

色々ややこしい事思いながらやっているのが、大人のサイゼリヤに繋がっていきます。

 

大人ですからややこしいです。

大人はややこしいからお酒を飲むって聞いたこともあります。

僕はお酒をたくさん飲むので、とてもややこしいと思います。

 

 

大人はややこしい。

 

 

結論そういう事になります。

 

 

ややこしいカロローゾに是非来てください。

 

 

 

 

あれ、結論?

 

 

 

ほら、やっぱ、ややこしい。。。。

 

 

 

 

 


 
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