本読み

2016.09.20
今は本を読むのは好きです。

けれど、小さい頃から大学時代まで余り本を読む習慣はありませんでした。

これも母の病気がキッカケなんですが、半年間のプータロー生活では、
基本する事がありませんでした。
なので本をたくさん読みました。




ちなみに父からこれを読めと言われた本は読みませんでした。
ガンに効くという薬の色々な本。


父は必死に何十万もする薬を買ってきましたが、母は飲みませんでした。
病院のお医者さんだけを信用し、他の薬は飲まないと。
僕は無理に進める事は逆に良くないと思い、お医者さんだけを信じるという、
一途なスタイルが母であり、それが父との関係でも現れていたんではないかと思い
そのスタンスを尊重すればいいと思っていました。

父が思う母への気持ちと、僕が思う母への気持ちは違うものだと思いました。




話は逸れましたが、その読んだ本の中で特に好きだったのが、

山岡荘八の徳川家康全26巻。
司馬遼太郎の峠。
飯田史彦の生きがいの創造。
ビジョナリーカンパニー、
7つの習慣
論語

です。


徳川家康からは世の中には色々な人が、色々な思いで動き、
同じ事象の中で、自分だったら考えもしない事を思いつき、
立場で人の思想は変わってくる事を学びました。

峠からは人の義理人情、時代の流れを読み、これからの流れが見えるのに、
あえてその道に反する人の複雑な思い、現代日本の基礎を作った、
人の思いが見えました。

生きがいの創造からは、人が生まれてきた意味が見えました。

ビジョナリーカンパニーからは企業の正しい道、進むべき方向、
企業は長く続いてこそ意味がある事を学びました。

7つの習慣からは自分が正しく生きていくべき手順が見えました。

論語からは人としての心のあり方が見えました。



どの本もそのプータローの時期に読んだ本であり、その本を読まなければ
カロローゾは長く続いてない、もしくは独立さえできなかったかもしれません。


本は時空を超えて、過去の偉大な人に出会えるものであり、
誰でも簡単に手に入り、体験できる物だと思います。


拘束時間が長い飲食では中々本を読む時間を取る事が難しいのですが、
毎朝30分は読もうとしています。
朝の方が雑念がなく素直に受け入れなれるからです。


これも母の病気が無かったら出来なかったかもしれない習慣。




今は7つの習慣をもう一度読もうと本を広げだしました。
まあまあ、字も小さく、ページ数も多く、かなり
鼻息荒く読まないと読みきれませんが。

頑張ります。






 
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