哀愁ブログ

2016.09.16
本日の営業も終了。

今は片付けが終了し、1人カウンターでビールを飲む時間になっています。
そろそろ赤ワインに移行
外から見たら僕の後ろ姿、どうなんだろ。
時間ももう日付が超えました。


10年間よくもまあ、体調大きく崩さずやってこれたなと自分でも感心する事があります。
体調不慮でお店を休んだ事は一度もなく。
イベントのため誰かに任せて休んだ事はありますが。

胃カメラの検査で全身麻酔する日でも午前中胃カメラ飲んで、ランチは働きました。
ちなみにビビったから全身麻酔ではなく、僕の行っている病院は全身麻酔が基本になっています。先生は余りの僕の起きる早さにびっくりしていました。
僕は自分のイビキにびっくりして起きたのですが。。。


10年も毎日同じ場所にいたら正直飽きる事もあります。
休みの日もほぼお店に来ています。
特に何かある訳ではないのに。


オープンから数年間、ディナーにおいてお客様は1組、0組という日が多かったです。


根拠のない自信はあったのですが、
そんな日が続くと自分を完全否定された思いで、
自分はだめだ、まだ独立は早かった、
明日が来なければいいのに、


などと考えた事もあります。


ただ1組の中に以前来てくださったお客様がいて、喜んで下さり、
今日も美味しかった、また来ます、
と言って下さり。

何とか望みを繋げた日々でした。
どんな状況になろうともその一組がいる限り可能性はゼロではないと思い続け、
進んでいきました。




何の業態でも開業した直後はとても大きな不安があると思います。
ただその不安は自分を大きく成長させる不安でもあります。
経営者である数年と、ではない数年では比べたら大きな差が出ると思います。


経営者だから感じる事が出来る、幸せな不安かもしれません。


当事者はとても大変ですけど。



色々な事を経験し、ちょっとづつその不安を乗り越え成長し、
そうしたら気付かぬうちにキャパはおおきくなり、
結果お客様をもっと楽しませる事が出来ます。



今の自分を受け入れ、理想の自分を描き、
その差を無理せず、ちょっとずつ埋めていく。

時には遊びを入れながら。




以前も書きましたが、時折字が大きくなるのは自然現象です。
諦めます。





 
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