21日より30日までお休みします。

僕はイタリアに行ってきます。
恥ずかしながら初めてです。

僕のお店をやり始める発想のスタートは
料理人になる事ではありませんでした。


母の死を通じ、飲食がいかに幸せを提供できる仕事かを知り、
人が幸せと感じる空間を提供したいと言うのが発想のスタートです。

なのでレストランをしたくて、、料理をしたい訳ではありませんでした。
人が幸せを感じてもらえる空間と言うのは料理だけでなく、お店のすべての
要素が同じ方向を向いていることが大切で、料理と言うのはその要素の一つだと思っていました。

だからシェフを雇い、料理を任せ、僕はその他の事をやろうと決めていました。
とは言え料理人を雇うと言う事は自分も専門的な知識がないと
料理人になめられ、言う事を聞いてくれないと言うのも大学時代のホテルの宴会のバイトで
十分分かっていました。

なので専門店で料理人として働きだしました。
そこで知りあった料理人をシェフとして迎えたのがカロローゾの始まりです。


しかしやはり、料理人と言うのは中々難しくうまく管理出来なく、
辞めてもらったのがお店をオープンして1年後でした。


多少の料理の経験があったので、店辞めるにも最後食材使いきりまではと言うのが
新しいスタートでした。

ちょっとだけ感触もよく、勢いで続ける事ができました。


今は料理が楽しく、その料理で人が喜んでくれるのが楽しく、
どっぷりイタリア料理にはまっています。

ただ、最初の原点は忘れてはいけない事だし、それが僕の他のイタリアンシェフにない
強みで、生き残るすべだとも思っています。


やはり僕が思うレストランにとって一番大切な事は
お店を長く続ける事。


長く続けてこそお客様にとって本当に良いお店だと思います。


色々な立場の観点から、イタリアと言う国を見てきたいと思います。

ちょい悪になって帰ってきます。

世露死苦!









 
この記事のトラックバックURL
ボットからトラックバックURLを保護しています