5月14日

2015.05.13

本日5月14日は13年前に52歳で亡くなった母の誕生日です。

亡くなった9月10日よりも思い入れのある日です。


生きていれば65歳。

けどそんな姿想像もできなく、僕の中ではずっと52歳のままです。


とにかく身だしなみにしっかりした母で亡くなる直前までベットの上でお化粧していました。
体力も無くなり、歩くこともできない状態でもお化粧はしていました。

家族で旅館に行っても浴衣は使わずパジャマを持っていき、
朝食会場でもちゃんとした服でご飯食べてました。周りは浴衣だらけでしたけど。

微妙に気合入りすぎな感じで恥ずかしかったのを覚えています。


今でもたまに夢に出てきます。
2,3日前にも久しぶりに出てきました。

なんか見える方に見てもらった時に、母の死は言っていなかったのですが、
お母さんが守ってくれていると言われました。

そう言えば資金繰りでピンチの時もギリギリ助かったりする事が多いです。
だったらピンチにならない様に守ってくれよと思うのですが、
それは親心なのか、その試練を与え成長させてくれているのかもしれません。
ただ単に僕が何も考えてないというのも大いにありますが。


母から色々教えてもらいましたが、最後に母が教えてくれたことは
人は死ぬと言う事です。

半年の間母が見せてくれた姿は壮絶でした。
物が徐々に食べられなくなり、歩けなくなり、ベットから起きれなくなり。
意識が朦朧として、何を言っているのか分からなくなり、
24年間母のおならを聞いたことがなかったのに、
「プーしちゃった」とはじめて聞いたり。

そして最後、僕の目の前で僕の方を向いて亡くなりました。
その瞬間は忘れられません。




人は死ぬ。

今日死ぬかも、明日死ぬかも分からない。
もし明日死ぬなら、どうするか。



僕はお店を開け、通常通り営業します。

ただ大切な人をカウンターの奥でずっと座っていてもらうと思いますが。


今度母に会えるなら言いたい事。
「生んでくれてありがとう。とても楽しい人生だった」

そのために一日一日全力で頑張ろうと思います。
たまに疲れて気分が萎え、元気もなくなりますが、
その時は裏でスパークリングワイン飲んで乗り切ります。
軽いアル中かもしれませんが。。




手帳にこっそりしまっている余命3か月宣告された後の写真。

24歳のわけー僕と。

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頑張るよ。走るよ。

お誕生日おめでとう!!!!


 
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