と言う訳で、昨日7月1日で8年が経ちました。
皆様のおかげです。ありがとうございます。


飲食で8年と言うと中々続いている方だと思います。
その間色々な方と知り合えて、楽しく過ごさせてもらっています。
基本あまり人とお話をするのが得意ではないのですが、
オーナーと言う立場で人と接する事で随分鍛えられました。
立場によって成長する速度は違ってくると思いますので、28歳で独立できた事は
僕にとって大きなプラスになりました。

体重も58キロから70キロ弱になり、普通しんどくて減る所を
順調に増えています。
基本「気にしい」なんですが、お店の事になると、「何とかなるさ」
と思っているのであまり気にしません。なので順調です。



この前ある方に「なんで8年も続いたんですか?」

と聞かれました。

色々な要素があると思うので一番困る質問だと思うのですが、
ひとつでかいやつ出てきました。



それは「おしぼり」です。

カロローゾのおしぼりは全部自分たちで管理しています。
生地の厚みにこだわり京都のタオル屋さんから直で買い付け、
僕のお家で洗濯され、さとしが水につけしぼり巻き直し、適度に香りをつけ、暑い時は冷たくしたりします。そして全部手渡しでご用意します。

これをオープンからずっと、ランチのお客様にも、夜のお客様にも提供しています。
多い時で80本近くなる時もあります。
高級店ならあるかもしれませんが、カロローゾみたいな価格帯のお店はやっていない事です。
けどまだ高級店にいってもおしぼりで負けたと思った事はありません。

僕が1人でやっている時もやっていました。
間に合わなさすぎて、ランチお客様が来ているのにまだ巻けてない
なんて事もありました。
よせばいいのに続けました。




おしぼりはお客様との最初の接点だと思います。
そこを大切にしようと思っているからこんな感じになっています。
おしぼりを渡すときにその方の人柄も何となく分かったりします。
そこで色々やり方も変えていく事もあります。




おしぼりがどうのこうのと言う問題ではなく
このおしぼりの対する気持ちが、料理だったり、価格だったり、サービスの仕方だったり、
色々な所に現れて8年も続いたんだと思います。



そしてもう一大切だと思う事。
オープンの気持ちからぶれずにやり通す事。
僕にとってその象徴がおしぼりでもありました。
オープンの気持ちを持ち続けられたから、8年やってこれたと思います。





ちょっと8年も続いたんでーーーー、
プチ自慢でした。





しかしまだまだ至らない所が盛りだくさんなのも分かっております。
「こんなんですいません。すいません。疲れていてすいません」
と思う日がたくさんあります。






これからも謙虚に進みます。
どうぞこれからもよろしくお願い致します。

スタッフ一同より一層精進します。
皆様、いつも本当にありがとうございます。




 
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