僕がこの店を繁盛している姿を特に見せたいのは2人。



その1人がランチに突然現れました。
以前働いていたイタリアンのシェフです。




「飲んだくれに来た」


と登場。


店の秘蔵ワインセラーにはシェフから
譲って頂いたお宝ワインが満載。




「忙しそうだから選んでくるわ。」



その中からゴソゴソとワインを取り出して。


NEC_0033.JPG
バローロ 99年 ロッケディマンツォーニ

イタリアワインの王様です。

ちなみに当店販売価格

16000円





「適当にアテを作ってくれ」


と言われ前菜盛り合わせを。





色々な話をしてくれました。

最近の外食事情、ワイン事情等々。



たまに顔を出してくれて様子を見てくれます。





シェフからは料理を一から教えて頂きました。
この方と出会わなかったら今こうして
お店をやれてないと思います。


大変感謝です。






もう1人が父親。




まだ僕の父親は店に来たことがありません。



父親は若い時自分で店をやっていたので
その大変さをよく知っています。



だから、始まったばかりの店を
不安で見れないのだと思います。




しかし正月に帰った時初めて



「秋ぐらいに大阪行くかな」



と言いました。



「何としても繁盛させる事。

 それがシェフと父親への恩返しだと

 改めて思いました。」





ブランドもなく、経験も浅い僕達が
この厳しい外食環境の中で
生き残るには




ただ謙虚に誰よりも努力する事。



簡単なようで、なかなかできない事では
ありますが、それを実践してやっと
人に喜んでいただける店を作れると思います。





 
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