1月も今日で終わり。

 

ゆっくりな月でしたーーー。

 

 

まいったーー。

 

 

 

最終日の今日、31日ディナー

 

お客様1組でした。

 

 

けれどその一組がご常連様。

 

数年間ずっと続いている、夜にご常連様がかならず来てくれる記録。

 

1組でもその1組がご常連様でした。

 

有難い。不安だけど、嬉しい。

 

 

 

一人で営業していた時、毎日1組、2組、ゼロ組で、

気持ちが折れそうな時も、必ずご常連様が来てくれ、

やっている事は間違いではない。1組でも気に入ってくれて来てくれているならば、

きっと望みはあるはずと思い続けた数年前。

 

改めて思わされた今日でした。

 

 

 

今年は売り上げに関して大きな目標があります。

今まではお客様の満足が第一で、売り上げは結果ついてくると思っていました。

 

けれど今年は純粋に目標の売上を達成したいと思っています。

 

 

そこを通過する事が12年間のゴールであり、

スタートであると思っています。

 

 

 

その意味でも、今日の夜、たった1組のお客様。

けれどその1組がご常連様。

 

 

ありがとうございます。

 

新作料理続々できてます。

今日久々パスタの新作食べました。

おいしーなーと思いました。

 

食べに、ほっこりしに来てください。

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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2017年01月24日
Title : Re:カロローゾのコンセプト
Name : ささだみつお (URL : http://)
土井さん先日はありがとうございます。

うちの奥さんが、このお店に来ると日頃の嫌なことやつらいこともみんな忘れられる。そんな空間やなぁ。っていうてました。

この言葉を聞いたときに、土井さんのコアコンセプトはお客さんに伝わってるなぁって思いましたね。

料理がおいしいのは言うまでもないですが(笑)


ささださん
いつもありがとうございます。
なによりも嬉しいお言葉です。

これからもほっこりカロローゾでお待ちしています。






 
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前回ほっこりについて書きました。
ほっこりさせる手段は色々あり

料理、
ワイン、
サービス、
空間、
立地、
価格、

で、その中で一番大きな物は料理です。

さらに料理を分解すると
1、イタリア料理への愛
2、農家の子としてのお野菜への愛
3、母の面影が残る土地への愛

です。

その3番目、母の面影のお話です。

何度も書きましたが僕は静岡の富士宮と言う富士山の麓の町の出身です。
そして24歳の時に母を亡くしています。
母は食道癌で物が食べられなくなり、僕の目の前で息を引き取りました。
その時レストランでの独立を決意し、4年後にお店をオープンさせました。


大好きな母が生きてきた土、それは富士山麓の土地でした。
自慢の母を紹介する事は出来ないけど、母の生きた土地を紹介することはできる。
そんな土地から生まれた食材を扱い、料理することで、少しでも母を伝え、
母を感じていたい。(ちょっときしょ気味)

そんな思いが母の面影の残る土地を伝えたいに繋がります。







富士山麓にはびっくりするぐらいの素晴らしい生産者、食材があります。
とても幸せな環境です。

まして、その食材たちは大半が車で2時間の東京に流れるため、
大阪ではほとんどお目にかかることはありません。


ラッキーーー。




野菜、お肉、駿河湾のお魚、
たくさんあります。



そしてそんな富士山麓のから今回、素晴らしい食材を仕入れました。


その名も




ふじやま和牛。





富士山麓で育った素晴らしい黒毛和牛。

月に2頭しか登場しなく、しかも消費は近隣のみ。
大阪は初登場だと思います。

しかも、貴重部位のイチボ、ランプ。


昨日入荷しました。
お肉屋さんから次回は正直いつ手に入るか分からないと言われています。


そんなちょーーーー珍しい、
ちょっと俗っぽく言うと、
幻の牛。

今ならカロローゾで味わえます。

昨日食べました。
にやけました。


皆さま一緒ににやけましょう。

今週夜、お席どの日も空いています。



もちろん付け合わせには新鮮なお野菜で。


カロローゾ
ほっこり空間への道。

のご紹介と、
ふじやま和牛のご紹介でした。

そして今週夜、空いてるよ。きてね
と言うご紹介でした。

おしまい。

字が大きくなっている部分は決して伝えたい箇所というわけではありません。
iPadで更新するとああなってしまいます。


実家左端にあります。


image_8.jpeg

 
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カロローゾのコンセプトは「ほっこり」です。

 

カロローゾとはイタリア語でほっこりと言う意味です。

 

ほっこりと単純そうに言っていますが、

僕なりの思い、今の時代のレストラン状況、近くのイタリアン競合店の分析、

いろんな経営本を読んだ結果の行きついたコンセプトです。

 

コンセプトがほっこりなので、お客様にほっこりしてもらうためにカロローゾがあります。

 

料理、サービス、空間はすべて「ほっこり」してもらうために作っていきます。

 

 

イタリア料理を前面にはだしません。

ソムリエの資格を持っているからと言って全面にもだしません。

カロローゾ得意のお野菜、富士山麓食材、前菜盛り合わせ

もほっこりしてもらうための手段です。

 

もし何かを伝えると言う事に重きをおいているお店なら

テレビ、雑誌にも登場してどんどん、情報を発信したほうがいいと思います。

 

けどカロローゾは何にも登場しません。

(何も依頼が来ないというのもありますが)

何度かテレビの取材のお問い合わせもあったのですが、お断りしました。

 

テレビ、雑誌にでたら、一時お客様がどっと押し寄せて、今来てくれているお客様に

ご迷惑をおかけして、カロローゾのコンセプト「ほっこり」の空間の維持が出来なくなるからです。

 

口コミで地味にファンを増やしていく手段が一番いいと思っています。

それには相当の忍耐力と、絶対あきらめない心が必要なんですが。

 

 

申し訳ないお話、待って下さる方も外でお待ちいただきます。

寒くても、雨でも。申し訳ない気持ちは十分あるのですが、

今食事して下さる方が、落ち着かなくなり、気を使い「ほっこり」できなくなるので、

そうしています。

 

 

席の回転、何かを多くのお客様に伝えると考えたら、店内でお待ち頂く手段もあります。

 

けれどカロローゾでは今いるお客様に「ほっこり」してもらいたいので、その手段はとっていません。

 

 

料理もおなか一杯そうだったら、途中でやめますか?とご提案する場合もあります。

売上は間違いなく下がりますが、あまり無理して食べて苦しくなったら、「ほっこり」できなくなるので

そうします。

 

 

イタリア料理、お野菜、富士山麓食材、ワイン、サービス、空間、

すべては目的ではなく手段として、

本当の目的は「ほっこり」です。

 

 

さて、この回のブログで何回「ほっこり」を書いただろう。

恐らく、今年に入って、日本人「ほっこり」書いた数ランキングでは

間違いなく1位だと思います。

 

 

 ほっこりは京都で生まれた言葉らしいです。

僕は7年ほど京都で過ごし、京都のお店で修行したので、そんな意味合いもあります。

 

 

 

 

 

 


 
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カロローゾの自慢は

夜の部において、常連さんが必ず1組は来てくれる記録が

もう5年以上続いていることです。

 

1組だけの日も、ご常連様だったり、

満席なのに、1組だけご常連様だったり、

 

そんな日がずっと続いています。

 

2017年入り、やはり1月は苦戦していますが、

そんな苦戦の日々の中でもご常連様が来てくださいます。

 

この1組に救われ諦めずに今まで営業してきました。

自分がやっている方向は間違ってはないと自分に言い聞かせていました。

 

 

おかげさまで10年間、毎年お客様の数は増え(売上増加)←いやらしい

ています。

 

しかし、

2016年までは今のスタッフ4名でお客様を満足させるためにしなければいけない事が

鮮明に見えていたのですが、2017年は見えにくいです。

 

色々戦略はあると思うのですが、まず思いつくのがスタッフを増加させ、

5人にする事。

 

スタッフに少しの余裕を与え、お客様にも安心感を与えるために。

僕の心の負担(給料増加)は増すばかりですが。。。

 

 

ただ今のレストランは中々人が集まりません。

超有名なシェフのお店でも常時スタッフ募集をしているぐらいです。

 

 

そんな中でもカロローゾで働いていみたいという方を募集しています。

 

僕はお店の数を増やし、その店舗を土台にして、

いろいろな事にチャレンジしたいと思っています。

 

基本スタッフを雇ううえで僕が心掛けているのは

 

「一回一緒に働いたなら、一生一緒に働きたい」

 

いわゆる終身雇用制です。

 

時代と真逆の発想です。

 

 

 

けれど、今来て頂いているお客様をさらに満足させ、

なおかつ、もし自分がスタッフだったら満足するだろうな

思う発想はそんなとこです。

 

そのためには、給料を上げ、休みを増やし、

働きやすい環境を整える事です。

 

 

 

ちなみに自分で独立を考えている子はそんな環境は必要ないと言います。

お店を自分の独立のために通過点と考えているからです。

僕もそうだったから。

 

そんな子はお店をいい意味でも利用し、

お店もその子を利用しようとします。

 

だから中々お店は進歩しません。

 

 

独立するのはもちろんいい事ですが、

独立するのと同じくらい、大きなチャレンジができるお店、会社になりたいです。

 

 

料理人は皆独立を目指す感じの世界ですが、料理人にとって独立がすべてではありません。

料理の技術は一緒でも独立するのに、向いている人と、向いていない人がいます。

それは生まれ育った環境が大きく影響するので、すぐには変える事はできません。

 

 

 

なので、会社内でそのスタッフのリスクを最小限にとどめ、

大きなチャレンジの場を提供できるお店になりたいと思っています。

 

一緒に働いてみたい方、ご連絡お待ちしています。

 

 

080−3831−6944

僕の番号です。

直接かけてくださっても大丈夫です。

 

土井省太郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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空席情報

2017.01.07
7日ディナー空席あります。

8日ランチ、ディナー空席あります。

是非お問い合わせください。


カロローゾでは現在キッチンスタッフ募集中。

こちらも合わせて是非お問い合わせください。


カロローゾとはイタリア語でほっこり。
今年もほっこりするお店つくっていきます。


 
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今年も静岡に一泊二日滞在してきました。

父親と2人での伊豆旅行。


母親が生きている時は全く考えられなかった旅です。

父親と2人で、伊豆に旅行。


毎年伊豆長岡の父親お気に入りの旅館にお泊まり。


こじんまりとしたいい旅館です。


基本、父親と2人で話が盛り上がるわけでもなく、淡々と旅は進みます。
唯一盛り上がるのは夕食でお酒が入った席です。
お店のお話、小さい頃のお話をします。
まあまあの熱さで近況を話します。

20時前にお父さんは寝てしまい、どうするかと考えている内に
僕も寝てました。

お父さんと2人で行動していると合わないなーーと思う事が多々あるのですが、
例えば
食べ方がお行儀良くなく残しすぎて、自分の好きなものしか食べないとことか、
基本旅館の人に感じ悪いところとか、
深海魚水族館行ってもほとんど興味示さないところとか、
タバコを隙あれば吸おうとする所とか、
結果お風呂のタオルがタバコ臭くなり、スッキリ体ふけないところとか、

などなど、

けれどそんな合わない所とかありますが、

やはり今ではそれ以上に親の偉大さを感じ、多分自分が尊敬する誰よりも、
でかい存在だと思います。
多分ですが。


いつも車で新幹線の駅まで送ってくれて、その帰る時の後ろ姿を目で追うのは寂しいです。


そんな改めて親の尊さを感じる静岡。
そんな静岡への尊さをお店で、お料理で表現しなければと思います。


いつも帰りの新幹線は切なく、また大阪でやるべき事のメラメラ感を持って帰ります。
あと身体中のタバコの臭い特に手。これも切ない。

そんな切なさと、メラメラを持って(タバコの臭いはお風呂で消えます)
明日からの営業に準備に入り、5日からの営業にのぞみます。

どうぞ今年もよろしくお願いします。

1月3日

土井省太郎





 
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